What I used to do before

第一話、米国でのTax Return(税金申告)について


  最初のトピックとしてTax Return(税金申告)について話そうと思います。
何故かといいますと、税金申告をしだして初めてアメリカで生活してるんだ!という実感が湧いたからです。
そして、私が日本へ帰国後一番最後に行ったアメリカでのしめの処理Tax Returnでした。
カレッジ時代も会計学の授業等で模擬的にやったこともあったのですが.....働き出すまでは全く興味が無く、従ってまさか自分が毎年やる羽目になると思いもしなかったですです。 そして仕事を始めた後、必要にかられて申告をしていたのですが思ったより簡単で誰でも出来る物だというのを感じました。

  まず、私の場合はU.S. Resident(アメリカの住人扱い)、Single(独身)、課税対象の収入が$50000未満(カリフォルニア州は$50000以下)という条件で、 連邦税(国税)はIRS(Internal Revenue Service)http://www.irs.gov に、カリフォルニア州税FTB(Franchise Tax Board)http://www.ftb.ca.gov に申告していました。期限は毎年4月15日ですが、もし15日が日曜日の場合は次の日が期限となります。

  使う申告書はIRS(国税局)にはForm 1040EZ、FTB(州税局)はForm 540 2EZを使います。アメリカではよく使う表現ですが、 'EZ'というのは'easy'(簡単)の略でつまりこの2つのフォームは1040の簡単版フォーム、540のとても簡単版('2EZ'="too easy")フォームで、実際に簡単です。 私は住民なのでこれらのフォームでしたが住民としての条件に満たなかった場合、1040NR−EZ540NR(NRはNon Residentの略)を使います。 そして住民扱いとして申告できるかどうかを判別するための書類は国税はPublication 519、州税はFTB Publication 1031 を使います。 例えば、519の方ではYes/Noの簡単な質問に答える形式のワークシート(フローチャート)になっていて誰でも出来ます。 質問を一つ抜粋すると”あなたは2002年中最低31日間実際にアメリカにいましたか?(Were you physically present in the United States on at least 31 days during 2002?)”程度です。
IRSとFTBの両方のウェブサイトに言えることですが、各Form(申告書類)、Instruction(書類の書き方の説明)他、申告に必要な情報が非常に充実していて、ある程度の書類の作成などはここの情報だけでやっていく事が出来るので自分で申告をしてみようと思っている人にはかなり助かります。

  次にこちらで必要な書類です。まず、1099INT(INTはInterestの略)、これは利子の付く銀行口座をもっている人に銀行から送ってくる書類(といっても紙一枚ですが)です。これは持っている口座の数(利子の付かない口座を除く)だけ送られてきます。 これはただ各利子を足して合計をForm1040540の利子収入の欄に記入するだけで税金申告書に同封して送る必要も無いです。
そして”W−2”フォーム、これは、正社員として働いている人なら毎年年明け1月31日までに会社から送られて来るもので、そこに昨年度の受け取った給料他の合計、 支払った国税、州税、社会保障税(Social Security Tax)他の詳しい明細(これも紙一枚です)が書かれています。これは、重要で税金申告書に同封しないとい けないです。
但し、最近は不景気で夜逃げのような会社倒産もあるみたいで友人がそれでW−2を受け取ることが出来ず、 その人が申告時に使った会計士もあまりわからなかったらしく、申告書が書類不備で帰ってきた時(国税のみ、州税は大丈夫だった)に何もしてもらえないと友人が諦めかけていたので、調べたのですが、やはりこういうケース用のフォームがありました!
Form 4852というフォームでこちらで必要なのは最後にもらった給与明細でこれに書かれたその日までの給料や税金の情報をForm 4852に書き込みます。 そして、どこからこの情報を見つけたを書き(この場合は最後の給与明細)、W−2を受け取る為どういう努力をしたかを説明し(本文: 'Explain your efforts to obtain Form W-2, 1099-R, or W-2c, Statement of Corrected Income and Tax Amounts.')、 サインしてこれを申告書に同封すればOKです。実際にそれで税金は帰ってきました。

その他にもいろいろ401KIRAをしている場合(控除対象)他いろいろなケースがありますが、とりあえず私の場合はいずれ帰国するつもりだったのでそういうのは始めず、従って本当に一般的な申告で済んでました。

やはり、こういう税金申告は皆、面倒くさがって代行に出してしまう人も多いですが、安くても$80ぐらいかかってしまうので自分でやればメール代のみで 済むのでだいぶ節約になります。ただ扶養家族が出来、持ち家が有り、病院通い...となっていくともちろん上手い節税の仕方を知っているプロに任せた方が良い思います。 アメリカで就職をされたばかりでTax Returnについての知識があまり無い人に参考にしてもらえると有り難いです。

ちなみに今年(2002年度分)した申告では幸か不幸かオンラインでの申告が無料で出来る条件にあてはまったので初めてオンラインでしてみました。手書きでやっているのと大して変わらず、そして日本からメールを送る必要もなくなったので非常に楽でした。

(上の文章は自分で経験したこと、聞いた話、書類等を読み調べた結果を基にし書いていますが、もし間違えているところや誤訳、誤解してるなと思われるところがあったら教えてください。)


Tax Returnに使った書類リストです。
Federal(国税局) State(州税局) 使用用途
Form 1040EZ Form 540 2EZ 税金申告フォーム
Publication 519 FTB Publication 1031 自分が住民扱いで申告出来るかどうかのガイドブック
Form 4852 不明 何らかの理由でW-2、1099R等の書類が手に入らなかったときに使うフォーム
W-2 会社から送られてくる税金申告用明細書
1099INT 銀行等から送られてくる税金申告用明細書
これらのフォームはすべて彼等のウェブサイトからダウンロードできます。


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